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鍋に土手を作るようにして味噌を盛ることからその名が付いた「どて焼き」。鉄鍋に火を点けると熱伝導で味噌が溶け出し、何とも言えない食欲をそそる香りを放ちながら牛すじ肉を煮込んでいきます。手間暇かけてじっくりと仕込まれたどて焼きは熱々でトロトロの食感。甘辛くコッテリした味付けであるにも関わらず、何故かあっという間に平らげて、お代わりしてしまうほどの中毒性を持つと観光客からも評判のどて焼きは、大阪の各所で味わえます。まずはどて焼きで有名なお店を調べ、そこから美味しいお酒を巡る旅に出てみては如何でしょうか。
大阪のご当地グルメ「どて焼き」についてのコラム
どて焼きってどんな食べ物?
大阪のご当地グルメ、どて焼きはそもそもどんな食べ物なのでしょうか。どて焼きは、牛すじ肉を串に刺し、鉄板で焼いたもののことを指します。みそ入りの出汁が鉄板から溢れないよう、「どて」を縁取りして焼いたことからどて焼きという名前がついたという説があります。元々はこのように鉄板で焼いていましたが、現在では鍋でじっくりと煮込んだものを提供するお店も増えているようです。
名古屋のご当地グルメ「どて煮」との違い
名古屋のご当地グルメに、「どて煮」というものがあります。こちらもお酒やご飯のお供にぴったりのご当地グルメですが、大阪の「どて焼き」とは何が違っているのでしょうか。
まずは、具材の違い。大阪の「どて焼き」は一般的に牛すじ肉のみを使用しますが、名古屋の「どて煮」は、牛すじ肉のほか、豚肉やこんにゃくなどを用いることも多いです。また、味付けにも違いがあります。「どて焼き」は関西で親しまれている白味噌を使って味付けをすることが多く、「どて煮」は名古屋独特の味噌文化で有名な、八丁味噌を使います。
また、「どて焼き」は串に刺して提供されるが「どて煮」は器に盛られている、という見解もありますが、これはお店によっても異なるようです。
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大阪の老舗店が販売しているこちらは、自宅で手軽にどて焼きが楽しめるセットです。レトルトパウチになったどて焼きを、湯煎で温めるとすぐに食べられるので、忙しい時にも便利ですね!