天下の台所 大阪!文化を感じる大阪のグルメ事情!
天下の台所・大阪は、食い倒れの街として知られています。食に強いこだわりを持つ大阪ならではの、「安くてうまい」ご当地グルメがたくさんあります。観光やビジネスで訪れる方も多い主要都市である大阪には、独特の粉もん文化やソース文化があり、一度食べるとまた食べたくなる美味しさです。
大阪にはユニバーサルスタジオジャパンやあべのハルカス展望台など、観光スポットが多くありますが、どの観光スポットを訪れても近くに必ずと言っていいほど大阪名物が食べられるお店が存在しています。飲食店の数が多いことも、食の街・大阪の特徴のひとつです。
大阪の食べ物は「薄いが味がある」が特徴です。大阪では薄口醤油が主流ですが、関東の濃い口醤油に比べて見た目の色が薄く、香りも控えめなのが特徴です。これは素材の味を最大限に生かすためと言われています。そして、何よりもお出しで味を伝えるという点も特徴です。大阪のお出しはコクが強いですが、昆布のスッキリとした味を活かすために、塩や醤油は風味づけ程度にとどめています。
そんな大阪のご当地グルメが食べられるお店や、地元ならではの楽しみ方などを大阪在住のライターがご紹介します。
大阪府の主なエリアArea of Osaka
Gurumyでは、大阪府を大きく7つのエリアに分けました。
新世界や道頓堀など、主要な観光スポットが集まる大阪市内、もみじの天ぷらや箕面ビールが有名な北摂、漁港や市場があり新鮮な魚介が食べられる堺、水揚げされたたこやアナゴ、水茄子が有名な泉州、河内レンコンやくわいなどの特産野菜の生産地である北河内、枝豆や若ごぼうの生産が盛んな中河内、そしてみかんやお米の生産をしている南河内です。
この7つのエリアごとに、大阪府の名物グルメが食べられるお店をピックアップしていきます。各エリアによって街の雰囲気はガラリと変わるのも、大阪府の魅力の一つ。ご当地グルメとともに、各エリアの観光を楽しんでみてください。
大阪で王道の人気名物グルメPOPULAR GOURMET
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お好み焼き
大阪のお好み焼きの特徴は、ふっくらとした優しい仕上がりになることです。どろっとした生地の中に細かく刻んだキャベツやネギ、イカといった具材を投入し、混ぜ焼きにすることで独特な食感を生み出しています。
粘り気すら感じるほどの濃厚なソースやマヨネーズをかけて食べるのも大阪スタイルと言えます。
大阪の誇りとも言える料理だけに、それぞれのお店が持つこだわりの強さや独自性は特筆すべきもの。具材の選び方や焼き方にかける情熱を感じられる地元の名店の中から、一度は足を運ぶべきお店だけを厳選して一挙にご紹介しましょう。
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串カツ
下町の食文化を象徴する串カツは、地元民からも観光客からも愛されるB級ご当地グルメです。
具材として選ばれるのは、細かくカットされた牛肉や海老、イカといった魚介類、そして瑞々しい野菜の数々。サクサクとした食感を楽しめるように計算された衣を身にまとった串カツは、「二度漬け禁止」な秘伝のタレに潜らせてから口の中へと運びます。
従来はビールを小脇に抱えた立ち食いスタイルが主流でしたが、最近では落ち着いた雰囲気のオシャレ居酒屋として女性からも支持を集めている串カツ専門店を、大阪人からも認められる人気店に絞ってお届けします。
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たこ焼き
大阪という地名から連想する物を尋ねると、必ず上位で名前が挙がる「たこ焼き」。
言わずと知れたご当地グルメの定番で、ピーク時には大阪市内だけで5000軒の専門店があると噂されたほどのソウルフードです。専用の鉄板でクルクルと回しながら焼き上げられるたこ焼きは、中がしっとり、外はカリカリというイメージが強いのですが、大阪では外側も柔らかく仕上げられた物が好まれています。
大きくカットされたたこに、アクセントとなるネギや紅ショウガが加えられた絶品は、食べ歩きやテイクアウトにも最適。大阪でもとびきりの実力店を一気にどうぞ。
大阪の王道名物グルメの人気店!
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美津の
道頓堀でお好み焼きの名店と言えばこちら「美津の」。道頓堀川からすぐ、商店街の中に位置しています。開店後すぐの早い時間から行列ができるほどの超人気店で、お好み焼きが大好きな地元の方はもちろん、府外、海外からの観光客で賑わいます。
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福えびす 道頓堀店
道頓堀川沿いにお店を構える、「福えびす 道頓堀店」。府外からわざわざ訪れるお客さんもいるほどの人気を誇るこちらのお店では、お好み焼き、焼きそば、たこ焼きなどの大阪名物を一度に楽しめます。
観光客が訪れやすい立地のため外国人のお客さんも多く、外国語のメニューも充実しているそうです。看板メニューの「えびす焼き」は、豚、えび、いか、牛すじなど具材がたっぷり入ったミックス焼きです。
大阪名物グルメの人気店POPULAR GOURMET SHOP
大阪名物は、提供しているお店の数が多いのも特徴です。名物ごとに各店がオリジナルの味や作り方を開発し、食べ比べをするのも楽しみ方の一つですが、どのお店で名物を食べたらいいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。そこで初めて大阪を訪れる方や、まずは王道の名物を食べてみたい!という方のために、名物が食べられる代表的なお店をピックアップしました。
大阪の名物や特産品一覧POPULAR GOURMET LIST
食い倒れの街・大阪には、多くのご当地グルメがあります。全国的に知られている「粉もん」文化からお酒にぴったりのB級グルメ、お子さんにも人気の肉まんなど、様々なジャンルにわたった名物は地元でも親しまれています。たこ焼きやお好み焼きは、家庭で作ることも多いんですよ。こちらでは大阪からすぐに連想できる有名なご当地グルメから、ちょっとニッチな家庭料理まで、まとめてご紹介します。大阪を訪れて食べ歩きをする機会があれば、ぜひ制覇してみてください。
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たこ焼き
大阪と言えばたこ焼き!外はカリカリ、中はとろとろのたこ焼きは、府民も愛するソウルフード。府内にはたくさんのお店があり生地の味やトッピングも様々。
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お好み焼き
豚肉や海鮮類、キャベツをたっぷり入れて鉄板で焼き上げるお好み焼きに、ソースやマヨネーズをかけていただきます。お酒のアテにもぴったり。
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串カツ
「ソースの二度漬けお断り」の文句で知られる串カツ。からりと揚がった様々な具材の串カツとソースがよく合い、いくらでも食べられます。
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どて焼き
牛すじ肉を味噌や砂糖、みりんでじっくり煮込んだ、大阪発祥の名物どて焼き。甘辛い味付けのどて焼きは、白いご飯にもお酒にもぴったり。
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豚まん
大阪で人気の肉まんは、豚まんと呼ばれて親しまれています。甘い生地に包まれたタネからぎゅっと肉汁が溢れます。お土産にもおすすめ。
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肉吸
芸人さんの一言がきっかけで生まれたと言われる肉吸い。関西風の出汁にたっぷりと入った牛肉がたまりません。卵かけご飯と食べるのも美味しいです。
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かすうどん
南大阪発祥のかすうどん。牛ホルモンを高温の油で揚げたものを、あっさりとした出汁のうどんに加えると旨味がさらに広がります。お酒のシメにも!
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きつねうどん
甘いお揚げが美味しいきつねうどん、実は大阪が発祥地なんです。関西風の優しい出汁に大きなお揚げの相性は抜群。身も心も温まります。
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ハリハリ鍋
大阪で昔から親しまれているハリハリ鍋は、鯨肉と水菜だけを入れたシンプルな鍋料理です。旨味がぎゅっと濃縮され、一度食べるとやみつきに。
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箱寿司
木製の箱に酢飯とネタを重ね、ぎゅっと押して四角く整えて作る箱寿司。お店で食べるだけでなく家庭で作ることも。大阪寿司、押し寿司とも呼ばれます。
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ねぎ焼き
たこ焼きやお好み焼きと並ぶ、府民も愛する大阪名物。牛すじとこんにゃく、たっぷりのネギを入れて焼き上げて醤油ベースのタレでいただきます。
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とん平焼き
大阪で定番の居酒屋メニュー。豚肉やキャベツなどを小麦粉と炒め、最後にふわふわの卵で包んでいます。チーズや明太子を入れたアレンジも人気です。
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モダン焼
一見お好み焼きと似ているモダン焼き。お好み焼きにソバを加えて焼き上げたものがモダン焼きです。ボリューム満点でお箸が進む名物です。
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大阪イカ焼き
大阪で言うイカ焼きは、姿焼きではないんです。モチモチの生地に切ったイカを練りこんで焼き上げるイカ焼きはおやつ感覚で食べることも。
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キャベツ焼き
一見お好み焼きと間違えそうなキャベツ焼き。たっぷりのキャベツを入れて焼き上げて、お好み焼きより軽い食感でヘルシーに食べられる名物です。
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ホルモン焼き
プリプリ食感のホルモン焼きは、お酒が進む名物です。味噌ダレからピリ辛のものなど、お店によって味付けも様々。居酒屋や焼肉屋では定番です。
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てっちり
大阪のてっちりは、関東よりも比較的リーズナブル。西日本各地の漁港から大阪へと、美味しく新鮮なフグが集まります。ポン酢でいただくのがおすすめ。
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ちりとり鍋
ちりとり鍋とは、浅く四角い鍋を使った鍋料理。ちりとりに似た形から名前がついたそうです。野菜やお肉を山盛りに入れて醤油や味噌ベースで煮込みます。
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かやくご飯
大阪では、五目ご飯や炊き込みご飯のことをかやくご飯を呼びます。手元にある食材で手軽に作れて冷めても美味しく、ご飯が主役になる大阪の家庭料理。
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もみじの天ぷら
「じのてん」と呼ばれ親しまれる名物。箕面の滝周辺のもみじの葉を塩抜きし、小麦粉や砂糖などで衣をつけて揚げたお菓子で、外国人観光客にも人気。
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紅しょうがの天ぷら
府民が愛するB級グルメ。スライスした紅しょうがを天ぷらにしたもので、シャキシャキ感とピリ辛な味わいがやみつきに。スーパーでも売られています。
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カニ料理
大阪ではちょっといいものを食べるとき、会食や接待のシーンでカニ料理を食べる機会が多いです。大阪ならではのコスパに優れたお店もあります。
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わたりがに料理
大阪・泉佐野にはわたりがにの専門店があります。船で獲るわたりがには数が限られ、1日3組限定しか食べることができないなど、希少な名物です。
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関西風すき焼き
甘みのある味わいが特徴的な、関西風すき焼き。予め割り下を作る関東風に対し、関西風は牛肉に砂糖や醤油を直接投入。大阪のちょっとご馳走な家庭料理です。
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関東炊き
大阪ではおでんのことを「かんとだき」と呼びます。大阪のおでんは、薄口醤油を使った甘めの味付け。鯨やタコなど入れる具材も少し異なります。
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うどんすき
うどんすきは浅い鍋に野菜や肉、うどんを入れて食べる鍋料理です。うどんも鍋のメインのおかずとし、関西らしい優しい出汁でいただきます。
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船場汁
大阪の問屋街・船場で生まれた船場汁。塩鯖の身や大根などを入れて煮込み、醤油で味を整えています。アラまで美味しくいただける郷土料理です。
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粕汁
冬の食卓の定番、粕汁。根菜類や魚、豚肉などと酒粕を煮込んだ味噌汁です。家庭やお店によって入れる具材も様々。体の芯から温まります。
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じゃこごうこ
泉州地方の郷土料理。水茄子の古漬けとじゃこエビを醤油で炊いた料理です。エビの香りが茄子に染み込み、ご飯のお供にぴったりです。
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白みそ雑煮
お正月に食べる雑煮、大阪では白味噌がよく使われます。具材にはお餅や人参、大根のほか鶏もも肉を入れることも。具材に優しい甘みが染み込みます。
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木の葉丼
大阪の家庭でおなじみの木の葉丼。かまぼこなどの練り物を甘じょっぱく煮て卵でとじ、ご飯に乗せていただきます。シンプルながらも旨味たっぷり。
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サバの煮付け
大阪の家庭で作るサバの煮付けは、醤油ベースの出汁で作られることが多いです。よく煮たサバのふわっとした身に出汁が絡み、ご飯が進みます。
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泉州なすの漬物
大阪南部・泉州で生産されている泉州なす。一般的ななすよりもコロンと丸みを帯びた形が特徴的です。泉州の水なすはみずみずしく、漬物にぴったり。
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スパイスカレー
大阪は、スパイスカレーの激戦区。トッピングがのったものや2種類のライスがあるもの、出汁の効いたカレーなど、お店ごとに個性が光ります。
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スープハンバーグ
大阪・昭和町の老舗ハンバーグ店の名物料理として有名です。コクのあるスープとハンバーグのジューシーさが絶妙で一度食べると忘れらない味です。
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一口餃子
大阪・北新地のお店発祥の知る人ぞ知るご当地グルメ。皮を薄くして一口サイズながらもパリパリモチモチの本格味。ビールのアテにぴったりです。
・大阪北新地で1955年(昭和30年)創業の「天平」が発祥
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恵方巻
近年の節分の定番となった恵方巻も、大阪が発祥です。商いの街大阪で商売繁盛を願い、巻き寿司を食べたことから始まったという説があります。
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牛すじ温玉丼
吹田・南千里のB級グルメ、牛すじ温玉丼。甘辛いタレが絡んだ牛すじ肉ととろとろの温玉がご飯にぴったり。牛すじ肉は6時間も煮込んでいるそうです。
・「おぼや」が有名店
https://tabelog.com/osaka/A2706/A270602/27049111/