この記事の目次
美景とともに食を楽しめる街、小樽の魅力
明治時代に進められた近代化によって、モダンな街として独自の発展を遂げた小樽。今も当時の情景がそのままに残されており、レトロな雰囲気を楽しめる事や、札幌市内からも近い事で多くの観光客を集めています。
フォトスポットとしても人気な小樽運河では、情緒ある倉庫街を横目に進めるクルーズもお馴染みですが、同時に楽しんでおきたいのがご当地グルメです。小樽港で上がる新鮮な魚介類は生のままでも、加工しても絶品。酒造が多い事からお酒に合う名物も多く、胃袋を満たす街としても注目されているのが小樽です。
小樽の名物や特産品一覧POPULAR GOURMET LIST
観光地としてはコンパクトな小樽市なだけに、名物や特産品も凝縮されています。港で獲れる海鮮を使った生魚や浜焼き、鍋物は特に人気ですが、この街の真髄はそれだけではありません。
北海道ならではのご当地グルメを味わえる名店が建ち並ぶほか、少し意外に感じるようなタイトルの名物、そして小樽でしか楽しむことのできないご当地グルメまでが揃い、訪れる人に食で感動を与えています。そんな小樽の代表的な食べ物をチェックしましょう。
-
海鮮丼
小樽の海鮮丼はイクラやウニ、カニ、大きな生エビなどが主役です。お店独自の海鮮の配置を楽しみながら、極寒で育った海の幸で満腹になりましょう。
-
寿司
市内には回転寿司から高級鮨店まで多くの店舗があり、小樽名物の海鮮をフレッシュな状態のままで噛み締めることができます。
-
若鶏半身揚げ
鶏の半身に塩コショウで味付けし、高温の油でカラっと揚げた豪快な逸品には豪快という二文字がよく似合い、活力を欲する方は見逃せない名物です。
-
ザンギ
市内の商店街では「ザンギ甲子園」の開催が恒例になるほど、ザンギは小樽に欠かせないご当地グルメ。濃厚な味付けと肉汁溢れる鶏の旨味を味わえます。
-
浜焼き
地元で獲れた魚介類を、テーブルに設置された炭火で一気に炙り焼きする「浜焼き」は、小樽の魅力が凝縮された料理と言って過言ではありません。
-
ジンギスカン
ドーム型の鉄板に羊肉と大量の野菜を焼き、コクのあるタレと共に頂くジンギスカン。小樽には多くの名店・老舗店がひしめき合っています。
-
あんかけ焼きそば
小樽で多く目にする意外な名物が「あんかけ焼きそば」。柔らかな食感の麺に合わさるトロリとした餡に絡むのは、もちろん地元の魚介類です。
-
石狩鍋
明治時代に誕生したと言われる石狩鍋は鮭をベースにした鍋料理で、味噌汁の派生として生み出された、道内全域を代表するご当地グルメです。
-
小樽焼き鳥
小樽焼き鳥の特徴は、店舗ごとにタレの味付けが違うこと。歯応えが強く通好みなホルモンの「腸ガツ」は、現地で一度は食べておきたい名物です。
-
しりべしコトリアード
魚介のスープに後志近海の魚介とすり身、野菜を添えるという共通ルールで編み出される「しりべしコトリアード」は、新しく上品なご当地グルメです。